2010年07月06日
ランディングネットもう少し
初めて作るランディングネットだというのに、
2本も一度に作っています。
いまは、ネットを編んでいるところ。

お魚柄の手ぬぐいの上で編んでいます。
まだまだもう少しかかりそうですね。
フレームの方も、もう少し塗り重ねて行こうと思っています。
先日ネームを入れて、

こんな感じと

こんな感じになってます。(raparaのまね?)
ネーム入れには、黒と銀を使用。
三菱のuniballSignoというどこにでも売っている
細い水性ボールペンを使用しました。
書き損じをしても、すぐに耐水ペーパーでこすれば
消えるので、何度でも書き直しが可能です。
全体像は出来上がってから、アップしますので、
それまでお楽しみです。
私が、ランディングネットを作るのに参考にしたページを
紹介します。
アカサカウッドワークス(ここのTIPSというところ)
はいどのホームページ(ここの工作室というところ)
ヤフーフォト(ネットの編み方がサムネイルで出ている)
などです。
検索したときは結構たくさんの方がランディングネットを
作っているのに驚きました。でも、その多さに
自分でも作れそうな気がしてほっとしたのを覚えています。
名だたるランディングネットは2万円~と高価ですが、
自分で作ると数千円。時間と手間は掛かりますが、
金額的には安く済みます。
時間をお金で買うか、そのお金を他のことに使うか・・・
それは人によりますが、
自分で作ると、作っている途中から愛着が湧いてきます。
オンシーズンに釣りをしながら作る人は
少ないようですが・・・・
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2010年07月06日
ランディングネットが1つ完成
作り始めたのは4月だったと思う。
グリップの花梨材を端材で購入したのはいいが、
なかなか手がつけられないでいた。
ハンドメイドミノーと違い、
机の上だけではできないことが多く、
よし!作るぞ!という気合いが必要だったのだ。

やっと、出来上がった。
約2カ月かかった。
ハンドメイドミノーを作った時の感想と同じで
作る前は、売っているものを見て
「高いな~、こんな金額じゃ買えないよ~。」
と思っていたが、
いざ、自分で作り終えてみると、
「え、こんな値段でいいの?安くない?」
と、その労力に対しての対価としては安く感じてしまった。
やはり、自分で作るとなると、
「オリジナルなものを」と考えてしまう。
私が今回オリジナルで取り入れたのは、
螺鈿細工風加工である。
螺鈿細工(らでんざいく)とは、
貝を使って模様を木彫に施す細工のことで、
本来は分厚い貝殻をはめ込み、
削って馴らしていくものなのだが、
(最近は薄いレーザー加工の物が多い)
私は、ハンドメイドミノーで使っている
アワビシートを使って、
グリップ部分をシートの厚さ分彫って
貼ってみた。
うん、予想以上にいい感じ!
ご多分に漏れず、魚の形の先端部分はちょうど尺の
マーカー代わりだ。
この細工が気に入ってしまった私は、
裏側にも・・・

真ん中の白いルアーに渓魚が、追尾してくる様を
思い描いて、彫ってみた。
ちなみに、ルアーの目(?)青い部分も尺マーカーに
なっているわけである。
しかし、この細工のおかげで、
塗装工程が大変になってしまった。
段差を消すのに、塗料を何度も何度も重ね塗りしては、
耐水ペーパーで水砥ぎをするのである。
しかし、段差がなくなりつるつるになった時は
とてもうれしかった。
sora making(「soraが作った物」の意)の文字を、
銀色のペンで入れたのだが、
使ったカシューという塗料が、(ネオクリヤーという色)
塗り重ねるたびに、若干「飴いろ」になっていくので、
完成した時には、金色の文字になっていた。
この「飴いろ」もなかなか味があって、いい感じ。
もう一本の方は、今ネットを編んでいるところ。
2010,mayの文字は、こっちにも入れてしまっているけど、
5月中に完成は難しいかもしれない。
フレームが5月に完成したということで解釈すればいいか。

こちらのほうが、編み目がきれい。
ランディングネットを作っている間に、
こんなものを作ってみた。

鹿角のネットリリーサー。
鹿角は乾いていると非常に硬くて加工しにくいが、
水に2、3日浸しておくと
ものすごく加工しやすくなることが解った。
ランディングネットもネット編みも、ネットリリーサーも
一度作ると課題がでてくるもので、
いつかまた、作る時はああしよう、こうしようと
想像だけが膨らむのでした。
その前に、お魚をネットインしないと!!(汗)
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